JAI WIDDOWSON-JONES 東京インタビュー 1月27日

会見者: Fled / TTT / Tune ouT Tokyo 翻訳する: Kengo Tanaka / TPT / Test Press Tuesdays

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JAI WIDDOWSON-JONES TOKYO INTERVIEW

:FLED / TTT / TUNE OUT TOKYO

JAI WIDDOWSON-JONES:

どうもありがとう。

たしか来週の予定だよ。僕の暮らしはいつもギリギリまで予定がはっきりしなくて、それも楽しんでるけどね。

僕の人生に最も影響を与えたアーティストは、Bob Dylan, Jimmy Hendrix、J Dilla、Jeff Buckley、そしてカナダの最高峰であるOscar Peterson Trioだろうね。

おもしろいのは、僕はそれが起こることを予言していたんだよ。これについては以前いくつかのインタビューで話したんだけど、一つ言い忘れていたことがあるんだ。

そう、それが彼らの役割。

おかしな話だけど形式的には確かにそうなるね。ただ実際には、誰だったかな、曲を聴いてリアクションをするYouTuberの二人組がいて、彼らが自分のチャンネルでリリースと同時にこのJay-Zのアルバムを丸ごと聴くという企画をやっていたんだ。たしか2017年の6月30日か7月1日だったかな。

とにかくこ初めて聞いたのは他人のYouTubeチャンネルのリアクション動画だったんだよ、それが一番手っ取り早かったから。それからTidalをダウンロードしてバンドメンバーみんなで聞いたんだ。

すごいと思った、本当にクールだった。「ヤバイネッ!」(日本語で)サンプリングは普通曲の一部を10~12秒ぐらい切り取って繰り返すんだけど、今回の曲はかなり長くサンプルされていることをレーベルの社長から聞いて知っていたんだ。彼らは僕らの曲の構成はそのまま丸ごと残して、僕のドラムに808のキックを重ねたりしただけなんだ。で一部ボーカルのHannahが歌っているところをループして、その上にJay-zのラップをのせる。

つまり原曲がほぼそのまま使われている。だから聞いていて一音楽ファンとして不思議な感じがしたよ、両方のバージョンを知っていて、なんかカバーを聴いてるような。とにかく「おおっ!」てすごく誇りに思ったよ。


巨大なヒットだったね。その年の夏のテーマソングみたいな感じで。。グラミーにもノミネートされたと思うんだけど。たしかDespacitoに負けたんだけど「まあ、ノミネートされたんだからいいか」と思ったね。

それであなたもノミネートされたんですね。それがきっかけでツアーが始まり、イギリス、私の国(カナダ)でもツアーがあり、モントリオール・ジャズ・フェスティバル、セントラルパーク・サマーステージ、ノースシー・ジャズなど、そしてもちろん2018年に初めて日本でのパフォーマンスがあったんですね、ブルーノート東京で。

JAI WIDDOWSON-JONES with TODD TERRY and AFRIKA BABY BAM / NYC / PHOTO COURTESY OF JAI WIDDOWSON-JONES

最初に音楽を始めたとき、僕が本当に夢中になった最初のアルバムはJ Dillaの『Shining』でした。そこからNujabesを聞くようになった。彼らが非常に似ているからね。それから日本のヒップホップにも深く入り込むようになったんだ。

Jungle BrothersのメンバーとやっているAfrika Baby Bamと一緒に日本に来た時、日本のHip Hopシーンのいろんな人と会ったんだ。自分もプロデューサーでビートメーカーだから、ラッパーとコラボレーションするのはごく自然なことだった。

BAD HOPやGagleとか、東京の周りのヒップホップシーンの人たちとたくさん知り合った。今、東京では本当にかっこいい音楽をやっている人達がたくさんいて、コラボレーションするのが楽しいよ。

あちこち旅しているから、イギリスやニューヨークのようなサウンドを持ち込むこともできるし。逆に向こうにサウンドを持ち込むこともできる。だから、いろんな人と共演して異なる要素を融合させたりするのは自分に向いてると思う。

東京で出会った中ではニューヨークに来た人達が結構いる。ロンドンや特にブリストルにはあんまり来ないね。ブリストルはあまり知られていないから。でも、東京からニューヨークに来て、そこでインスピレーションを見つけたり、一緒にDJをして協力したりした人は結構いるよ。

でも、ニューヨークと東京の両方で活躍してる人はあんまり知らないな。最近君がインタビューした人で、ニューヨークと東京の両方で活動している方がいたよね。

こっちはみんなが、NasやTribe Called Questの影響を受けているようで、それらのヒップホップの自分の素敵なバージョン作っている感じがする。ビートとかサウンドの面ではね。

それはAfrica Baby Bamでやったときだね、昨年4月に。その時は、作成したトラックのマスターを受け取ったばかりで、それをそのライブで初演したんだ。まずインストゥルメンタルをかけて、そのあとAfrica Baby Bamでステージに上がって演奏した。Bamも僕と同じように色んなスタイルを取り入れるのが好きだから、ヒップホップ、ダンスミュージック、Cumbiaも含まれたセットで、僕はボンゴを演奏して、彼はラップをした。素晴らしかった。Instagramにビデオがあるよ。だからWREPも良かった。東京中でいくつもDJセットをやったね。


うーん、どれも素晴らしかったですね。Koaraで君たちに会ったのはとても楽しかった。それからCounter Clubも本当に素敵な人たちがたくさんいたし。

彼らは最高だよ。ガレージロックのサウンドのようなもので、5.6.7.8’sを知ってる? Kill Billにも出てるんだよ。Minnesota Voodoo Menはガレージロックをやっているけれど、それはアメリカ的で、少しブリティッシュな要素もあり、しかしスタイルは非常に日本的でもある。彼らは綺麗に仕立てた日本のスーツを着ていて、歌詞の一部は日本語で、演奏がとにかく力強いんだ。

Fabian Yusukeはそのバンドのリーダーで、リードシンガーじゃないけど、このバンドは彼のプロジェクトなんだ。昨年Afrika Baby Bamが日本ツアーをしたとき、いくつかのショーで彼は僕らと一緒にギターを弾いたんだ。ガレージロックのスタイルとはかなり違うから、グルーヴをできるだけタイトにするためYusukeとは綿密に準備をしたんだ。Bam(Africa Baby)はメトロノームに合わせるみたいに正確な演奏を求めるからね。

Yusukeとはそのプロセスを通じて深い音楽的なつながりと友情が生まれたんだ。今じゃいろんなコラボレーションをする最高の友達だよ。


もちろん!

誰とでもできるなら、Shingo02かな。Shing02はNujabesと一緒にやってたラッパーで、日米合作のアニメ、サムライチャンプルーのサウンドトラックにも参加してる。


うん、大阪でレコーディングセッションがあるんだ。その後は、東京で最後の一週間を楽しむだけだよ。

そう、面白いことにそれは実際には偶然だったんだ。ニューヨークにいて、仕事をしていたんだけど、11月半ばに終わって、次は何をしようか考えていたんだ。ちょっとだけ旅をしたかったから、その後、東京へのフライトを予約して、ここで友達のためにやっていた仕事を終えたんだ。

そして、阿佐ヶ谷で落ち着いてみたら、とても穏やかな気分になったんだ。日本語が話せないから、周りの人たちとあまりコミュニケーションがとれなかったせいで、かえって頭がすっきりして、とても前向きな気持ちになったんだ。

そこで、ギターを手に取り、曲を作り始めたら、アイデアがどんどん浮かんできて最高だったよ。それからゆっくり自分の初のレコード作りに取り掛かったんだ。僕は常に他人と共演したり他人のために曲をつくってきた、それが大好きなんだけど、そのためには相当多作でないといけないんだ。

いつ完成してリリースされるかはまだわかんないけど、自分で歌う曲が3つあるんだ。僕の声はひどいけど幸いなことにオートチューンがあるからね。

うん本当に良い感じで気持ちがいいよ。いずれ作品を共有できることを楽しみにしてるんだけど、一方であんまり時間の制限を作りたくないんだ。日本で学んだことの一つは、高品質なものを作るには時間と労力がかかるってこと。だからそれを自分のプロジェクトでも実践しようと思うんだ。

どうもありがとう。

オネガイシマス!


JAI WIDDOWSON-JONES << Sayonara Japan @ Or ミヤシタコエン 1月31日 20:00~ >>

ALICE IGUCHI 東京インタビュー 1月11日

会見者: Fled / Tune ouT Tokyo 翻訳する: Matsushima Mitsuki

ALICE IGUCHI 東京インタビュー

ALICE IGUCHI:

小さい頃から父の車の中でUSポップスやジャズを聴いて育ったのを覚えています。今思えば、それが私の音楽の旅の始まりだったと思う。 10代前半の頃は、毎週近所のレンタルビデオ屋に行っては、新しい音楽を探すためにUKやUSのロック/ポップスのCDを何枚も借りていました。 学校の周りはみんなJ-POPに夢中だったのに、私はいつも洋楽文化に魅了されていました。

また、大学在学中には、マッシヴ・アタック、レディオヘッド、Sbtrkt、シーヴリー・コーポレーションなど、よりエレクトロニックなサウンドに出会っていきました。

NYに移住を決めたきっかけは、街をただ歩くだけでアートやファッション、音楽を通して、人々がとても自由に自分自身を表現しているのを見たときでした。


大学を出た後、フィリピンの語学学校に行きました。海外旅行や日本以外の世界を見ることが夢でした。大学時代の友人がフィリピンの語学学校に2~3ヶ月通い、驚くほど英語が話せるようになって帰ってきたんです。私も3ヶ月間語学学校に通い、基礎的な英語力を身につけることができました。

ごく基本的な英語力は間違いなく重要だと思う。自分を確立し表現するための大きな要素かもしれない。

だけどそれ以上に重要なのは、そのような場所に身を置く勇気、自分を表現する意欲、そして英語を話す人たちとのコミュニケーションを恐れないこと。それが外国で生き残り、そこで自分を確立するための最大の要素だと思う。


まず、私はエレクトロニック・ミュージックの多様性を高く評価しています。この土地に移ってから、実に多くの種類のハウス/テクノに触れました。

デトロイトテクノやシカゴハウスから始まり、どのようにニューヨークでエレクトロニックミュージックへと統合されていったかという歴史を深く知れば知るほど、より愛が深まりました。また、この音楽シーンの大きさにも感謝しています。アメリカでは大きなエレクトロニックミュージックがたくさん起こっていて、新しいアーティストやサウンド、トレンドを見つけることができるので、音楽好きにとって楽しみは尽きないです。

まず初めに、私はエレクトロニック・ミュージックの多様性を高く評価しています。この場所に来てから本当に沢山の種類のハウスとテクノに出会いました。

個人的には、アジアからのアーティストをもっと見たいです。アメリカや他のアジアの国々でのシーンは、音楽の輸出入があまりないように感じます。


6月に東京のポリゴンステージのレジデントDJの一人とプレイする機会があって、それが今年のフェスティバルに参加した理由の一つでした。彼らのチームとの繋がりが、今年のワンダーフルーツフェスティバルに行く理由、そして彼らの素晴らしいステージを見る理由となりました。

彼らの美しいサウンドシステムと音楽作りを体験したことは間違いなく、今でもすごくゾクゾクします。特に最終日の夜のヴィケン・アルマンとアシッド・ポーリによるクロージングB2Bセット。

ロンドンのポリゴンクルーが、アジアでこの並外れたハイテクステージを創り上げるために多大な努力を払っているのを目の当たりにして、簡単な仕事ではないと感じたのだけど、彼らの情熱とひたむきさを目の当たりにして、私は非常に刺激を受け、共鳴しました。想像できることは何でも現実にできるんだなって。



うーん…ニューヨークに来て最初の数年間は、いつも朝から焼き魚が食べたくなっていました!あと、ニューヨークにはないけど、夜11時以降に開いてるおいしいラーメン屋も。

NYに住んで9年、もうNYの食べ物にはすっかり慣れました。私が住んでいるブルックリンには、クオリティーの高い日本食レストランがどんどん増えています。

メイン州産のウニは、たまに日本で食べるウニよりおいしいです。こっちで食べる日本食がどれも3倍以上することを除けば、あまり文句はないです。

ブルックリンとマンハッタンにあるOsakana Fish Marketでは、寿司用の高級魚や美味しい魚を買えます。

ラーメンが食べたくなったらミスター・タカ&チューコも好きです。

日系スーパーは、実は街中にたくさんあります!どのスーパーもかなり良いけど、私は何でも揃っているのでウィリアムズバーグにあるTenichi Marketに行きます。


それは面白い質問ですね!笑

Reconditeをめっちゃ呼びたい。ずっと彼の大ファンなので。


彼は、私が日本で出会った人たちとはまったく異なる、具体的で明確な音楽のセンスを持っています。世界中のエレクトロニックミュージックやフェスティバルを追いかけてきた長年の情熱から学んだのだと思います。この “異なるサウンド “と”新しいコンセプト”を東京に持ち込むことは、センセーショナルで特別なことだと思います。

日本の音楽シーンに新しい何かを伝えようとするKENのビジョンと情熱に感心します。彼の両イベントでのすべてのプレイは、私の心の中でいつも特別なものです。KENの演出と旅に参加できたことにとても感謝しています。


尊敬するアーティストが世界のさまざまな場所で活躍するのを見るのは、いつもとてもワクワクします!彼らが少しずつ違う選曲を持ってくるのを見るのもいつも楽しいです。

うーん、何かアドバイス…..私はまだ成長の旅の途中なので、最高のアドバイスができるかどうかわかりませんが、ただ言えることは、音楽と芸術は世界共通の言語だということです。

音楽は分かち合うもの。自分の可能性を信じ、自分の持っている夢を信じ、コンフォートゾーンの外で演奏することは怖いことかもしれないけれど、同時に世界とつながることは信じられないほどワクワクすること。そのプロセスを楽しみ、自分の持っているものを分かち合うことを楽しもう。

ALICE IGUCHI <<< 23:00 – 01:00 >>> SelVa 2nd ANNIVERSARY @ WOMB

ALICE IGUCHI <<< 23:00-01:00 >>> SelVa 2nd ANNIVERSARY @ WOMB

Tune ouT Tokyo アリス・イグチさんと KENさん @ SelVAとWOMBありがとうございました

SHUBOSTAR東京インタビュー

文: Fled Tokyo / Tune ouT Tokyo 編: Aoi Kurihara 翻訳

韓国出身のShubostarことJiyoung Bakは、韓国とタイ、そして現在はメキシコの進化するアンダーグラウンド シーンに没頭してきた。 彼女のエレクトロニック・ミュージックのテイストはさまざまなスタイルに及ぶが、彼女の音楽には一貫して「コズミック」というテーマがある。彼女のスタイルは、ディスコとダーク・テクノの要素を融合させたコズミック・ディスコ。脈打つリズムと催眠術のようなメロディーでリスナーを宇宙の旅へと誘う。

ー白馬マウンテンハーバーで開催されたSelVaのプレパーティーに出演するために来日されましたね。長野県の美しい山々での経験はどうでしたか?

このような美しい屋外イベントを作る素晴らしいプロモーターが日本にいるということを証明することができたと思います。この信じられないような場所でプレイする機会を与えられたことに、嬉しくて涙が出ました。

SHUBOSTAR @ Hakuba Mountain Harbor / Hakuba, Japan / 22nd APRIL 2023

ーWombの出演は、白馬マウンテンハーバーのイベントのプレパーティーとしてWombにも出演しました。Wombでのプレイは初めてですか。

Wombのことは以前から聞いたことがありますが、そこでプレイしたことはなかったので楽しみでした。今回、出演ができて夢が叶いました!

SHUBOSTAR @ Womb / Tokyo, Japan / 20th APRIL 2023

ー世界を旅するDJとして、あなたの個人的な観点から、東京は世界中の他の都市と比べてどうですか。

日本の音楽シーンの歴史はとても古くから確立されていますよね。すべての店、特にバーの音楽のクオリティは素晴らしいです。アンダーグラウンドでセンスがいいと思います。 また、日本は田舎へ行っても良い音楽が聴けますね。ポジティブな意味で本当に驚きました。

SHUBOSTAR DJ set at ARENA MÉXICO with ElRecreo.fm: SCR Connect Mexico / Seoul Community Radio

ー昨年の2022年、最高のハイライトや思い出はどこにありましたか?

もちろん、Burning Man2022のMayan Warriorのアートカーです。砂ぼこりが立ちこめ、人々からのきらめく光、さらには地面まで (私は地面に光を放つアート・インスタレーションの前で遊んでいたのです。)に、観客のエネルギーはパワフルで、忘れられない魔法の瞬間でした。

火曜日の夜のわずかな砂塵の雲、人々からのきらめく光、そして地面さえも。

に、観客のエネルギーはパワフルで、忘れられない魔法の瞬間でした。

ー先日Yellow Magic Orchestraの坂本龍一さんが亡くなられました。日本から影響を受けた音楽はありますか。

高校生の頃は韓国の音楽よりも日本の音楽をよく聴いていました。X-JAPAN、L’Arc-en-Ciel、DIR EN GREYなどの日本のロックミュージックの大ファンでした。もちろん、Yellow Magic Orchestraにも出会いました。「Merry Christmas Mr. Lawrence」もよく弾きました。

坂本龍一は間違いなく日本の歴史の中で最も偉大なアーティストの一人であり、私にとっても大きな意味のある存在です。

ーあなたのレーベル、< uju Records > からの最初のリリースは「Harlock」のようです。 このアニメベースのミュージック・ビデオは、『AKIRA』と同じ流れから来ています. アニメはアーティストとしてあなたに何らかの影響を与えましたか?

Has anime influenced you in any way as an artist?

前に言ったように、高校時代は韓国の音楽よりも日本の音楽をよく聴いていました。 『エヴァンゲリオン』、『カウボーイビバップ』、『天空のエスカフローネ』、『美少女戦士セーラームーン』、『スレイヤーズ』、『銀河鉄道999』、ジブリスタジオのすべて、『鉄コン筋クリート』、『パプリカ』、『スペース ダンディ』、『サムライチャンプルー』など、日本のアニメをよく見ていたのです。

これらが私のアイデンティティを構築しました。 特に『カウボーイビバップ』、『スペース ダンディ』、『銀河鉄道999』が大好きで、どれも「宇宙旅行」をテーマにしています。 私は乗組員と一緒にこの種の旅行を夢見ていました。 音楽を作っているときは、自分が宇宙船の船長になった気分です。 宇宙旅行のアニメーションに影響を受けて、宇宙の音を作ったに違いありません。

ー韓国は、Peggy Gouやあなた自身、Shubostarなど、国際的な才能あるアーティストを輩出しています。個人的にはヴァイナル・プレーヤーのRadio Revolutionerと Mihakをよく知っています。急成長中のソウルのエレクトロニック・シーンについて教えてください。

MIHAK / Seoul cross over @ Koara Test Press / Tokyo

私は8年以上前にソウルのシーンを去ったので、この質問に答えるのがかなり難しいですが、シーンは急速に成長しており、興味深いものになっていると思います。このツアー中、バンコクでRadio Revolutionerに会いました。 私たちは多くのことについて話し、良いDJ がたくさんいることには同意しましたが、他国との交流はあまりありませんでした。今はほんの始まりに過ぎません。 数年後にはエレクトロニック・シーンが大きく成長し、他の国を驚かせるでしょう!

ーこのアジアのシーンに登場するのは、あなたにとってどのようなものでしたか?

私は8年以上前にソウルのシーンを去ったので、この質問に答えるのがかなり難しいですが、シーンは急速に成長しており、興味深いものになっていると思います。

RADIO REVOLUTION / Seoul House Connection

このツアー中、バンコクでRadio Revolutionerに会いました。 私たちは多くのことについて話し、良いDJ がたくさんいることには同意しましたが、他国との交流はあまりありませんでした。今はほんの始まりに過ぎません。 数年後にはエレクトロニック・シーンが大きく成長し、他の国を驚かせるでしょう!

ーこのアジアのシーンに登場するのは、あなたにとってどのようなものでしたか?

特に私の純粋な情熱「Cosmic Voyage」シリーズをすでに知っている人がいる中で、他の人々と私の音楽について話すことができてとても気分が良かったです。

また、私が音楽を演奏すると、彼らは私の音楽を認識し、メロディーや歌詞を一緒に歌ってくれることもあります。 スマートフォンの画面で私の音楽をリクエストする人が時々います。 奇妙に感じますが、彼らが私の音楽をすでに知っていることに感謝しています

ーあなたはメキシコ、メキシコシティを拠点とする< uju Records >の代表です。 1月にはトゥルムの「Radical & Incendia presents Born in Mexico Showcase」にてZombies In Miami、Paulor、Vongoldと共演しましたね。メキシコとのつながりは?

メキシコに4~5年住んでいます。 私のキャリアはメキシコで成長し始めました! メキシコに来る前は、しばらく DJ をやめていましたが、何人かの友人に出会い、助けてもらったことで、再び音楽をプレイするようになりました。

それがメキシコ生まれのエージェント、Marcoと仕事を始めた瞬間です。 彼のおかげで、私はメキシコ中の最高のクラブやフェスティバルでプレイするようになりました! メキシコは私にとって大きな意味があります。 メキシコは私の心の中にあります。

ー韓国とメキシコの外にいるとき、どんな食べ物を欲しますか。

シーフード、特に生のシーフードが好物です。 タパススタイルの料理も好きです。 最近は自然派ワインを飲みに行くのが大好きです。

ー日本におけるダーク・ディスコとインディー・ディスコのシーンは、Curses、Moscoman、Simple Symmetry など、これらの流れを汲む国際的な DJ が来日しています ニューディスコからテクノのスプラッシュを伴うダークディスコまでを取り入れるあなたの「コズミック・ディスコ」はどのように確立したと思いますか。

それは私が人生で聞いたすべての組み合わせで、自然に生まれたものです。 Todd Terje、Lindstrom、Prins Thomas などのノルディック・ディスコのアーティストだけでなく、Daniele Baldelli や Alexander Robotnick などのイタロや コズミック・ディスコのアーティストもよく聴いていました。 私は日本、韓国、そしてどこからでもロック・ミュージックを聴いていました。 ゴス・メタルも聴きたかった!

私のSoundcloudのミックスセットシリーズ「Cosmic Voyage」で私の音楽の旅をチェックしてみてください。

ー先月の 3 月 31 日に、< Live At Robert Johnson >レーベルからデビュー アルバム『Dolphin Dream』をリリースしました。 「Queen Millennia」というトラックは、メランコリックでありながら希望に満ちたニューディスコであり、コズミックなサウンドが散りばめられ、宇宙からのテクノの要素も含まれるようなイメージです。このアルバムのコンセプトは?

私はパンデミックの間にこれらのトラックのほとんどを作りました。「Spiegel」がスポットライトを浴びた後、日本のアニメーションに関連した音楽をもっと作りたいと思いました。「Queen Millenia」では、メーテルの母であるプロメティウム女王を表現するメランコリックなメロディーを作ろうとしました。

アルバムと同名曲「Dolphin Dream」では、親友であるメキシコの DJ トリオ Magic Dolphin Clubからインスピレーションを得てイルカのサウンドを使用するというアイデアを思いつきました。

彼らはいつもセットでイルカの音を演奏するんです。 「Siestar」は非常にダンサブルな明るいトラックになりたかったプロジェクトでした。「Éternite」は友人の Alexandra に会った後、すべてが自然にやってきました。 私たちはフランクフルトで会い、私に彼女の詩を送ってくれました。 彼女の夢のような詩に合うようにトラックを作りました。

ー昨年末、Jennifer Cardini のレーベル< Dischi Autunno >のトラック「Ghost of Arms」で Terr をフィーチャーした Curses のリミックスを行いました。 CursesことLucaとはどのようにして知り合ったのですか?

私たちはオンラインでしか知りませんでしたが、Luca がメキシコに来て、ようやく直接会えました。 その日はメキシコシティのFünk clubというナイトクラブで演奏したのですが、彼が会場を見たいというので一緒に行きました。 彼は素晴らしいミュージシャンであるだけでなく、とてもクールな人でもあります!

ー彼のトラック「Ghost of Arms」をリミックスするのはどうでしたか?

Terrさんの声がとても好きでした。 人工的すぎず、効果的すぎず、とてもシンプルでさわやかです。 アルペジオを1つ追加した後、彼が作ったすべての要素が良かったので、すべてがとても速く進みました。Lucaに送ったら鳥肌が立ったって言ってました。

ー日本に続いて、ヨーロッパで大規模なツアーを行うようです。2023年に向けて何か大きな発表があれば教えてください。

私の夏のスケジュールはラッキーなことに忙しそうです! リヨンの Nuit Sonores、トリノの Kappa Futur、ポーランドの Garbicz など、ヨーロッパのいくつかのフェスティバルに出演する予定です。

秋には初のアメリカツアーも進行中で楽しみです!

日本での経験は私にとって大きな贈り物でした。 私はすぐに戻ってくると確信しています!ありがとう、日本!

SHUBOSTAR – DOLPHIN DREAM EP

Live At Robert Johnson Label – 2023 – Digital Release

https://liveatrobertjohnson.bandcamp.com/album/dolphin-dream

SHUBOSTAR / Black Rock Desert / Nevada, U.S.A.

INTERVIEWER: Fled Tokyo, Tune ouT Tokyo

LOCATION: Tokyo, Japan

EVENT: SelVa @ Womb, Tokyo > April 20th, 2023

EVENT: SelVa @ Hakuba Mountain Harbor, Nagano > April 22nd, 2023

BOOKINGS: NEPTUNE MUSIC AGENCY

Tune ouT Tokyo thanks SHUBOSTAR, Simone @ Oltre Booking, Sari @ Neptune Music Agency and Ken from the SelVa party.

文: Fled Tokyo(Tune ouT Tokyo) 編: Aoi Kurihara(翻訳)

OUT SOON on Tune ouT Tokyo > MIJO TOKYO INTERVIEW

ZOMBIES IN MIAMI 東京インタビュー

会見者: Fled Tokyo, Tune ouT Tokyo

ZOMBIES IN MIAMI は、メキシコ中心部のアグアカリエンテスを拠点とする Cani & Jenouise によって生み出されたプロジェクトです。 ZOMIES IN MIAMI という名前にもかかわらず、彼らはマイアミを這いずり回っているのではなく、世界中に光を放っています。このカップルは、過去 10 年間でメキシコの重要なエレクトロニック シーンで最も著名なメンバーの 1 人になりました。彼らのサウンドは、リズミカルでシンセ主導のハウスとテクノのハイブリッドであり、ディスコとバレアリックなひねりを加えたもので、とても甘いイタロ ドラマによってまとめられています。

ZOMBIES IN MIAMIのCani氏とTune out TokyoのFled Tokyo氏にインタビュー。

ゾンビーズ・イン・マイアミは、ゲルト・ヤンソンのランニング・バック、ジェニファー・カーディーニの特派員など多様なレーベルから高い評価を得たEPや楽曲を経て世界の舞台に躍り出、プリンス・トーマスのインテルナショナルからはパーマネント・バケーションでファースト・アルバム「2712」をリリースした。

ZOMBIES IN MIAMI は、Berghain / Panorama Bar、Robert Johnson、Nitsa、Lux Fragil、Good Room、Vent などの世界中のトップクラブや、Sonar、Fusion、Burning Man、Garbicz、Mutek などのフェスティバルで定期的に演奏しています。

彼らは Creatures of the Night という独自のレーベルを立ち上げました。 ZOMBIES IN MIAMI DJ デュオの他に、彼らは「Planet ZIM」と呼ばれるテクノと実験的なライブ音楽に影響を受けた別のプロジェクトを行っています。彼らは2023年にヨーロッパで特別なライブアクトを行うことを期待している。

TUNE OUT TOKYO: ーThe Zombies In Miamiの今後のスケジュールは、大きな公演で忙しいですよね。日本公演に続いて、メキシコのプエルト・エスコンディドに行われる<VORTX Festiva>、ブラジルのカニンデー村で開催される<Gop Tun Festival>、フランスのパリで開催されるSuperskiの『Mondo Moderno」』リースパーティーが控えており、その後の5月29日にはスペインの<CircoLoco Ibiza>で演奏しますね。<CircoLoco Ibiza>でプレイするのは初めてですか。

大舞台と思いますが、そこでパフォーマンスを行うことは楽しみですか。

ZOMBIES IN MIAMI: 実を言うとイビサ、そして<CircoLoco>は初めてです。 私たちはこの街に行ったことがないのですが、世界のエレクトロニック・ミュージックの中心地の 1つとしてよく知られているので、特別な場所と感じています。 多くの優れたアーティストが毎週そこで演奏しており、初めてそこで演奏する招待を受けるということが私たちにとってモチベーションになります。 何人かの友人も参加するようで、とても楽しみにしています。

ZOMBIES IN MIAMI @ DC-10 DEBUT / IBIZA, SPAIN / 29th MAY 2023

ー2023年3月31日にCircus TokyoでJohnny Faneauが開催するパーティーQUE RICO>に出演しました。前回の来日は東京のVentでHuit Etoilesの6周年記念パーティーでした。その時あなたのDJセットの一部としてシンセサイザーが使われていたのを覚えています。

今回もこのセットでしたか。

私たちは常に変化しています。 すべてのセットは土壇場で変更される可能性があります。 たとえば、今はたくさんの DJ セットをプレイしていますが、ドラムマシン、シンセ、ボーカルを追加することもあります。 マシンやオーディエンスとの相互作用がその都度異なるため、ハードウェアを追加することは間違いなく私たちにとってより楽しいものです。今回の日本公演ではヴォーカル入りのDJセットをプレイしました。

ーあなたたちはライブセットを行い続けますか。DJセットと比較して、ライブセットは視覚とサウンドの点でどのように異なりますか。

また、ライブセットにはどのようなギアが含まれますか。

間違いなく私たちは永遠にライブセットをプレイします!私たちはこれを行うためにプロジェクトを開始したのですから。 夏には、いくつかのフェスやクラブでライブを行います。実は昨年よりRolandのアンバサダーを務めており、ほとんどRolandの機材を使用しています。ライブのサウンドは同じ曲でもスタイルやリズムを変えていますが、DJセットの場合は、別のプロジェクトやアーティストのトラックを演奏することができます。

ZOMBIES IN MIAMI ‘Live Sunrise Session’ en City Room @ Isla Mujeres

ーそれではリリースとアルバムの話に移りましょう。 あなたは 2011 年の 『Cyborg EP』 からリリースを開始しました。 それ以来、〈Correspondent〉、Running BackRoam RecordingsSuaraCin CinLa Dame NoirCreatures of the NightInternasjonalKompaktCómemeなど、世界中のレーベルからリリースしています。

2020年、Permanent Vacationから初のLPアルバム『2712』をリリースし、今年はCorrespondedntから『Be Free』EP をリリースしました。

今後リリースの予定はありますか。

リリースの準備で非常に忙しいです。最新のEP『Be Free』を制作するのはとても楽しかったです。次のリリースは夏になるでしょう。 〈Robert Johnson〉で一つのEP、〈Permanent Vacation〉でもう一つEPを予定しています。 また、自身のレーベルでPRINS THOMASのリミックスを含む『Mystery Affair』という作品を準備中です。

ーあなたたちは今回の来日で、京都と大阪も観光し世界に誇る日本食を楽しんだようですね!日本の文化は、エレクトロニック・アーティストにとって非常に刺激的なのであろうと予想します。 文化(人々、場所、食べ物など)に関して、日本からどのようなインスピレーションを得ていますか。

日本を離れた後、このインスピレーションはあなたのクリエイティブなプロセスや音楽制作に影響を与えていますか?

日本に来ることは私たちにとって非常に刺激的です。 私たちはこの国をとても愛しています。 文化が非常に豊かでユニークですし、私たちのスタイルや作品にその雰囲気を取り入れることができます。 京都から東京へ移動する途中で1曲、制作を開始しました。この曲は確実にリリースされるでしょう!

ZOMBIES IN MIAMI – BE FREE EP

Correspondant Records – 2023 – Record/Vinyl + Digital Release

https://zombiesinmiami.bandcamp.com/

ZOMBIES IN MIAMI Jenouise と Cani 京都

会見者: Fled Tokyo, Tune ouT Tokyo

翻訳する: Aoi Kurihara

位置: 京都

行事: QUE RICO – ZOMBIES IN MIAMI @ Circus, Tokyo > 2023年3月31日

行事: 230401 @ Note, Tokyo > 2023年4月1日

世界中で予約: SWEAT LODGE AGENCY

Tune ouT Tokyo ありがとうございます CaniとJenouise 「ZOMBIES IN MIAMI」, Johnny Faneau と Circus, Tokyo

MOSCOMAN東京インタビュー

会見者: Fled Tokyo, Tune ouT Tokyo @ BANK30

モスコマンは2017年以来毎年来日しており、創作意欲を充電し、容赦のないワールドワイドツアー、クラビーなインディーロックミュージックの無数のリリース、そして彼自身のレーベルDisco Halalからの果てしないアーティストのリリースに再びインスピレーションを得るために来日している。

Tune out Tokyoは、東京・港区のウォーターズ竹芝複合施設内にあるBANK30でモスコマン氏に詳しくインタビューすることができた。

モスコマンとフレッド・トーキョー、Tune out Tokyoのインタビュー。

日本語字幕きます!

Tune ouT Tokyoでは、国際的なDJ、レーベルのボス、音楽制作マシンであるモスコマン氏への初のライブインタビューをお届けします。

本日は東京、ウォーターズ竹芝複合施設BANK30にご参加いただきありがとうございます。

MOSCOMAN: ここに来られて幸せです、ありがとう。

BANK30の中にあるモスコーマンにはグランドピアノがDJブースに改造されています。

このようなセットアップで演奏したことがありますか?

ピアノではありませんが、15 年か 20 年のキャリアの中で、他にも奇妙なセットアップがあったと思います。

ー昨年の9月、あなたは<Burning Man>の巨大なアートカー・サウンドステージであるMayan Warriorで演奏しましたが、この魔法のようなイベントについて、またそこで演奏するのはどんな感じだったのか教えてください。

<Burning Man>を経験したことがない人は、少なくとも一度は体験するべきだと思います。特にエレクトロニック・ミュージック、アート、そして一般的な自然のファンであれば、それらすべてを組み合わせるのに非常に適した場所です。美しい日の出、フェスティバルのMayan Warriorトラックでの初日の出、とても思い出に残るものでした。

ー世界はポストCOVID という言葉をまだ使用していませんが、物事は正常に戻っているように思います。パンデミックが始まってから多くの変化がありましたが、新しい方向に進んだものもあります。このパンデミックが始まってからの過去3 年間で、どのような影響がありましたか。また希望の光はあると思いますか。

物事を振り返り、アーティスト側とビジネス側のバランスを見つけることや自分が好きなものと嫌いなものを理解するのにとても良い時間でした。またある日、Twitchでデモショーをやろうと決心したのですが、それは、私たちみんなが同じ船に乗っていると感じた人々繋がるのに役立ちました。この時点で、私たちは通常のビジネスに戻ってきたと感じています。 私たち全員が次のステップを正確に把握する時間を持てたことを嬉しく思います。

ーあなたはもはや東京と日本に慣れ親しんでいると言っても過言ではありません。私の知る限り、あなたは2019年以来ほぼ毎年、冬の終わりに日本に滞在していますよね。ノンストップで音楽制作を続け、〈Disco Halal 〉というレーベルを運営して無限のアーティスト・リストを宣伝しているあなたにとって、日本はあなたの創造力を充電し、インスピレーションを得るための避難所ですか?

実は2017年以降ですね。私が人生のあるべき姿を考える上で、日本は私に最もインスピレーションを与えてくれる場所だと言えると思います。 秩序、細部へのこだわり、味、感覚、私が行くジャズバーの音、すべてのレコードバー、すべてのレコード・ショップ、日本の全てのことは、私に大きなインスピレーションを与えてくれます。ですので、私はここに滞在しに訪れ続けます。

ーあなたはアーティストであるNupharと結婚して 2年以上になります。それ以来、あなたのキャリアは、多忙なツアー・スケジュール、ノンストップの音楽制作やリミックス、レーベルの運営などで、ますます忙しくなっています。ワークライフバランスをどのように保っていますか?

私が音楽面を担当する場合、彼女はアートからすべてのグラフィック・デザインまで、あらゆるクリエイティブ面を担当します。 私の人生において彼女は、私が行うことの最大のインスピレーションです。 そして、私たちは約8年間、一緒にいて、特定の人生の方向性を持っており、手をつないで進んでいます。

ーよく一緒に旅行に行きますか?

As much as we can if it’s for extensive time like here in Japan or we’re going for a few weeks to some place so we go together or if it’s a normal gig weekend that I go for a couple of days so usually…unless it’s something special so I travel alone.

日本のように長時間の滞在の場合、できる限り一緒に行きます。通常の週末のギグは数日間のため、一人で旅行します。

ーNupharが写真展を開催していたことを覚えています。 今年も予定していますか。

今年は残念ながら予定していません。私たちは将来の基礎を築くことに専念しています。COVIDの時代では、旅行をあまりできませんでした。彼女の撮る写真やものは旅に基づいているため、写真展を開催するまでにはなりませんでした。今はすでにコロナ後の状況であると言えるので、未来の開催に向けて取り組んでいます。

ー若い頃のChen Moscoとして、今日まであなたの人生に共鳴している人々、音楽、または場所、おそらくGoaの観点から、あなたの重要な音楽的影響は誰でしたか。

I’私はもうそれほど若くはありません。子供の頃に最も影響力を持っていたのは、ほとんどの人たちと同じように、マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)のようなポップ・ミュージックでした。また、ピンク・フロイド(Pink Floyd)、レッド ツェッペリン(Led Zeppelin)、ニルヴァーナ(Nirvana)、グランジ・シーンとリズムとブルースなどの影響があります。 常それがインスピレーションの大部分だったと思います。

ここ5、6年はジャズにハマり、クラシック音楽を聴くようになりました。 とてもゆっくりと、音楽を作ることや一般的に何を聞くかについて考える方法で、自分自身のサウンドをますます発展させていけると思います。

ーよく聴いている日本のアーティストはいますか?

たくさんのクラシックを聴きますが、細野晴臣、すべてのクラシックな Y.M.O. の曲が好きです。 Y.M.O. クルーはもちろん、彼らが何をするにしても、個人的にはすべてが大好きです。80年代の音楽からクラシック音楽、サウンドトラック、ビデオゲームまで、すべてをこのようにミックスしているので、自分自身を比較して聞いているわけではありませんが、私は非常に似ていると感じています。

名前を覚えるのがとても苦手ですが、他にも本田竹広や多くのオールドスクール・ジャパニーズ・ジャズ、例えば福居良が好きですね。

ー2017年のResident Advisor Mixでススム・ヨコタについて言及されていたと思いますが、彼からの影響もありますか。

はい、おそらく、多すぎる影響を受けていると思います。

Andrew Weatherallは、あなたと同じように、COVID 発生前にVentのHuit Etoiles DJ クルーのゲストでした。悲しいことに、彼はその出来事から数か月後に亡くなりました。 The Guv’norの記憶は、世界中と同じように、ここ東京でも今も共鳴しています。 私たちと共有できるAndrew Weatherallの思い出はありますか?

はい、私はたくさん持っています。 Andriewが亡くなったことに関しては、私たちが東京から飛び立つ瞬間に、通知を受け取りました。 COVIDが始まったので私たちは自分の家に戻らなければなりませんでした。着陸した瞬間、私はスマホを開いて接続し、この知らせを見て泣き始めました。 私たちが日本か飛び立ったあの時、日本を離れなければいけない多くの理由に加えて、今後数年間に世界がどうなるかについての予見を、私はただ突然涙を流していました。

私は彼とA Love From OuterspaceのSeanと何度も演奏をする機会がありました。私はリーズ駅で彼と素晴らしい出会いをしました。 私たちは一方向に歩いていて、「ここで何をしているの?」 と聞きました。私はただDJをしていて、友達を訪ねていくところで連絡を取り合おうと別れました。 これは数年前のことで、私は彼にすべての音楽を送ってくれました。そして、 彼は「ここ数年で聞いた中で最高の音楽です」と返事をくれました。

Andrew、そして彼の死は大きな影響を与えました。彼の死によって私のインスピレーションと創造性には大きな穴が開いています。 彼が亡くなったという事実は、私だけでなく多くの人が、現時点で尊敬する人や自分自身が感銘を与えたいと思う人がいないと感じ、大きな穴であるでしょう。 それでも私たちは人生を続けなければならない。そしてうまくいけば、彼が私たちに与えた影響の10%であっても、将来の世代のアーティストに影響を与えることができるだろうと思うのです。

ー昨年の9月には、ニューヨークのブルックリンにある Superior Ingredientsで、<Stranger Than: Dubfire b2b Moscoman>というパーティーを行いました。あなたとAliはどのようにして、ユニットを結成しましたか?

3月ではなく、12月にすでにマイアミで、そして3月に1回も行ったと思います、数年前に数ヶ月連絡を取り、WhatsAppでランダムなメッセージを交換しただけでした。 それから、このインタビューの冒頭で話をしたショー、デモを持っていたTwitchショー、または私が呼んでいた A&Rセッションです。 それで、私は彼をショーに参加するように誘いました。 それから私たちはお互いに良い関係を築き、ある日、「一緒に遊びませんか?」と申し出ました。 それ以来、私たちはこれを演奏しています。 マドリッドには 5,000 ~ 6,000 人がいて、それはバルセロナにあり、正気ではありませんでした。 彼との人生で本当に最高のギグの 1 つだと思います。私たちのつながりと一緒に演奏する音楽が大好きだからです。

ニューヨークも同じでした。ニューヨークは一晩中イベントで、以前は素晴らしいピザを食べに行ったし、バックステージの後ろに別のピザを置いたのもありました。誰かが大丈夫だと感じるたびに、少し疲れた 5〜6時間プレイしたら、ピザをもう1枚食べに行きました。とても楽しい時間でした。COVID以前の東京では、彼はAoyama TenTという小さなバーに現れ、そこで何度も彼に出くわしました。彼は本当に面白い人で、一緒にいるのがとても楽しいし、このシーンでは超ポジティブな人です。

食べることが好きだと聞いたのですが…

いい人。うん。

コロナ以前の東京では、彼は青山テントという小さなバーに現れ、そこで何度か出会った。

彼は本当に面白い男で、一緒にいてとても楽しいし、このシーンでは本当にポジティブで超ポジティブな人だよ。

ー間違いなく、あなたは音楽制作の達人であり、世界中のダンス・フロアのヒット曲を生み出す能力を持っています。また、共同プロジェクトで数え切れないほどのアーティストと協力することもできます。2023年のコラボレーションとリリースについて教えてください。

次のEPを4月末にリリースする予定です。これは〈Disco Halal〉からリリースされ、アナログ盤の完全なEPになります。 去年の9月に1枚リリースし、今は次のフルアルバムに取り組んでいます。 また共有することはできませんが、コラボレーションについては多くのクールな新しいインディー・アーティストとコラボレーションしています。最後のアルバムのようなポップな側面があるでしょう。インディー・ダンスではなく、インディー・ロックとインディー・ミュージックの要素があると思います。 というわけで…うまくいけば、今年の終わりまでにはリリースされるでしょう。

ー日本では、寺田創一からSatoshi Tomiieまで幅広いプロデューサー陣の中で、夢のコラボレーションをしたいプロデューサーとその理由を教えてください。

当時、Satoshiは非常に大きなインスピレーションだったと思います。 彼に私の曲をリミックスしてほしいと何度か話したこともあったと思います。彼を送ったのを覚えています。 創一には何度か会ったことがありますが、彼は楽しいエネルギーの塊で、一緒にいるといつも楽しい人です。

ーあなたは〈 Mobile Records〉、〈Moshi Moshi Records〉、〈Crosstown Rebels〉、〈Eskimo Recordings〉、そしてもちろんあなた自身のレーベル〈Disco Halal 〉から曲をリリースしています。先月、1月にCrosstown Rebels〉から EP『Adventura』をリリースしました。A1トラックの Adventura は、素敵なひねりを加えた曲です。今月の東京でのギグで演奏する予定の未発表曲は何ですか?

私が言及したEP全体の多くは、非常に風変わりなMoscomanの雰囲気になると思うので、それを確実に演奏します。 しかし、通常、私はインタビューでいつも言います。多くの人が尋ねるわけではありませんが、DJ をするときは自分の音楽をあまり演奏しないで、他の人が演奏する音楽を演奏する方が好きです。常に私の曲がその場に合う曲であるとは限りません。 しかし、セットに収まるものを見つけることができたら、それらを使用します。

ー日本でこれからギグがありますよね。楽しみですか?

今週の金曜日は大阪でサーカス、土曜日はVentでMustache XとK.E.G. 、Brian Rayと出演します。彼らはここ数年やっていないパーティーで、私が彼らに何か一緒にやりたいと言ったら、彼らはとても喜んでくれました。 それを取り戻して、一緒にクールなことができるのが嬉しいです。それから岡山のYEBISU YA PROに行きます。そこが一番だと思いますが、一般的に岡山はとてもクールな街であり、ジーンズの発祥の地だと思います。 日本の人々はどこでもとても親切ですよね。岡山のクラブは東京のように人でいっぱいではありませんが、誰もが一種の音楽マニアで、あなたのすることにとても夢中です。 ですから、これもエキサイティングなギグになるでしょう。

モスコーマンさん、今日はお時間を割いていただきありがとうございます。残りの滞在と日本でのライブを楽しんでください。 BANK30からTune out Tokyoの契約を結んで東京から脱出。

再度、感謝します!

再度、感謝します!

会見者: Fled Tokyo, Tune ouT Tokyo

翻訳する: Aoi Kurihara

場所: BANK30, Takeshiba WATERS Complex, 港区

行事: MOSCOMAN @ Circus, Osaka > 2023年3月10日

行事: BRIAN WAY @ Vent, Tokyo > 2023年3月11日

行事: MOSCOMAN @ Yabisuya Pro, Okayama > 2023年3月17日

行事: MOSCOMAN @ Red Bar, Tokyo > 2023年3月25日

Tune ouT Tokyo ありがとうございます Moscoman, Hagihara-san and Akiyama-san from BANK30, と Kousuke from the BRIAN RAY party と Vent表参道駅.

XIQUE-XIQUE東京インタビュー

  会見者: Fled / Tune ouT Tokyo 翻訳する: Aoi Kurihara

Xique-Xique はブラジルのサンパウロで結成された低 BPM プロジェクトで、DJ 兼プロデューサーのデュオ Dunwich と Bibana Graeff が、Voodoohop Collective からインスピレーションを受け、影響を受けています。

Xique-xiqueのダンウィッチとTune out TokyoのFled Tokyoへのインタビュー。

日本語字幕あります!字幕ボタンから日本語を選択してください。

TUNE OUT TOKYO: ブラジル、サンパウロ出身のスローBPMのプロジェクトであるXique-xiqueの来日公演が実現。3月18日のWombでの公演を前に、インタビューを敢行した。

ーXique-xique はその地域で見られるサボテンの名前ですが、どのような経緯でそう名付けたのでしょうか。

Xique-xique: 単に、音が気に入っただけだと思います。 パーカッションのような音だと思いました。ブラジルには発音と音を使ったある種の駄洒落やゲームがあります。 人々は発音が似ている単語を異なる方法で書いてみたりします。

Xique-xique は「シックな(C-H-I-C)」 のようにも聞こえます。 また、演奏していた場所の近くのバーで、Xで始まり、ポルトガル語なので CH と音が異なることを知っていたのが気に入りました。 それだけです。

XIQUE-XIQUE > Dunwich & Bibana Graeff

ー2月には、ブラジルのヘリオドラにある自然保護区 Cachoeira do Pedrão (ペドランの滝) で FESTIVAL XAXOEIRA の第 1 回を開催し、演奏しました。初めてのフェスティバルの感想を教えてください。

とてもよかったです!私たちは、かつてこの場所でVoodoohopをしていたすべての人々をまた同じ場所で再び集めようとしていました。  そして、私が正しければ、その最後は2018年でした。その後のパンデミックで、友人のペドロと一緒に、周りの友人を集めて、この雰囲気と同じ音を生かし続けるために楽しい時間を過ごす時が来たと感じました。 そして、それは実際に非常にうまくいきました。 みんながこの場所に戻ってくるのを見るのはとても感動的な瞬間でした。この場所と音とのつながりには間違いなく何かがあり、すべてが完全に調和していると感じました。 それはとても素敵なことです。近い将来に第2回目があると思います。

ーあなたはブラジルのサンパウロに拠点を置き、森の奥深くに住んでいます。 先住民、色とりどりの動物、滝、古代の木々といった風景が周りにあるかと思います。

この手付かずの文化と環境は、あなたの音楽にどのような影響を与えていますか?

この場所でのVoodoohopのお祭りを経て、Xique-xiqueが誕生したのです。 サンパウロの森から戻ってきた Giba にとても魔法のようなものを感じました。3 日間で見たすべての美しさと魔法を合成する1つの音楽を作る必要があると言いました。 それでできた曲は「Xaxoeira」です。 そして、「Xaxoeira」も実はスペル違いで、本来は「chachoeiraのはずです。 「Xaxoeira」もXの駄洒落で、「chachoeira」は滝を意味します。私たちは生き続ける1つのトラックを作ろうとしました。つまり、フェスティバルの美しさを統合しようとしました。

私は実際にその場所の周りでたくさんの鳥を録音し、それらを音楽に使用しています。 なので多くの影響をもらっていると言えます。 他にも鳥の鳴き声や昆虫や虫の声がたくさんあり、とてもユニークです。 だから私はこれをパーカッションとして、または音楽への介入として使用しています。 パーカッションほどではありません。 まるでゲストが音楽の中に来て演奏しているかのようです。

ー少し前に、南アメリカからダウンテンポのダンス・ミュージックの波が世界中で感じられ、Voodoohop Collective が世界的に発生しました。

Xique-xique はこれにどのように関係していますか?

Xique-xique は、Thomashのような伝統的なブラジルのトラックにいくつかの電子ドラムを配置するサウンドのアイデアを持つ、Voodoohop Collectiveなしには存在できませんでした。ThomashはVoodoohopの出身です。 このダウンテンポのサウンドは、南アメリカの波です。大きな波に乗った小さな水滴のように私はここにいます。 Voodoohop がなければ、Xique-xique は生まれませんでした。 なのでこの南アメリカのシーンは、リンクしていると思います。

ーダウンテンポのオーガニック・ミュージックの現状はどう考えていますか?

始まってから何年も経った今でも進化し続け、新しい人々に感動を与えているジャンルを見たのは初めてだと思います。 同時に、最初にこのサウンドを作っていた人たちは、すでに少し方向性を変えたり、移行したりしていますが、元のサウンドはまだ新しい人々に影響を与えています。とてもユニークです。 つまり、スタイルの最初の解釈がまだ生きていて、どこにでも広がっていると同時に、いくつかの新しい方向性も作成されています…明らかに進化しています。

ーこのジャンルで好きなアーティストは誰かいますか?

日本ではGroundDJ Amiga が大好きです。 ロシアでは、とても才能のある Zoe Reijueが面白いと思います。アムステルダムでは、Trippin Jaguar、ドイツではPaul Traeumerが気に入っています。彼のレーベル Kontrapost も非常に優れています。 イスタンブールでは、Oceanvs OrientalisBatu Ozerが良いですね。 フランスでは、Crepiteのレーベルが非常に興味深いことを行っています。 ブラジルには、エレクトロニック・ミュージックのベテランであり、常に自分自身を更新し続けている素晴らしい Psilosamplesがいます。 新世代のDJといえばCauanaKika Deekeですね。

東京を含め世界中での生活は、日々より速くより激しくより容赦なく進んでいます。また音楽も同様です。

ーゆっくりとリラックスできるBPM、トライバル・グルーヴ、鳥の鳴き声に加えて、あなたのサウンドにはより深いスピリチュアリティが感じられます。この意見に同意しますか?

おそらく最初は無意識だったと思います。 私のアイデアは、自然に繋がるものでした。 どういうわけか、マイクを森の中に置いて、鳥や木々からの深い表現を聞くことができ、そして、それがそのアイデアになり、後から私はそれが何らかの精神的な影響を持っていることを理解しました。もちろん、音楽に関連するスピリチュアルなものについてのマーケティングの使用には時々注意を払っています。しかし、興味深いものです。

ー3月18日(土)のBump at Wombに出演されますね。そしてサンセットパーククラブでのアフターパーティーもあり、先週末は韓国でも3回ギグを行いましたね。

今回のアジアツアーはどのように実現されたのですか?

それは、マジックでした。 タイでのギグから始まり、また西パプアのインドネシアで行われるパーティーにも出演予定でした。その2つのギグだけでアジアツアーについてのビジョンはありませんでした. そして、私のエージェントが東京のWomb で開催されるBumpパーティーに出演する可能性があると教えてくれました。 そして私が主催したブラジルのフェスティバルに出演したQue Sakamotoに東京に行くことを伝えたところ、彼は韓国でのギグを 3 つ見つけるのを手伝ってくれました。 そして、全てがリンクし、突然ツアーになりました。 不可能を可能にするための私の人生の送り方の良い例です。ツアーができる、いくつかのギグができると信じなければなりませんでした。 そうでなければ、私は引っ越して、離れて、どこか別の場所に行っていたでしょう。このマジックが起こるのに十分な余地を残しておいてよかったです。

ーこのアジアツアーの後、Xique-xiqueの旅はどこへ向かうのでしょうか?

正直、わかりません。 私は歩く限り、道は悟りを開いていると信じてます。 だから遠くについては見えません。 今いる場所に集中しています。 今年の計画では、ギグの大部分を、ブラジルにいるXique-xique のもう1人のメンバーであるBibana Graeffとライブをする予定です。 Bibana Graeffとのライブアクトは完璧な形式なので、彼女と一緒にもっともっとライブをやりたいです。 今年の最初のギグはベルリンのKater Blauで7月に行われる予定で、とても楽しみにしています。

会見者: Fled Tokyo for Tune ouT Tokyo

翻訳する: Aoi Kurihara

面接場所: THE HAPPYman CHEAKS, 渋谷区東

行事: BUMP 4th Anniversary @ WOMB > 2023年3月18日

行事: BUMP Afterparty I @ Sunset Park Club > 2023年3月19日

行事: BUMP Afterparty II @ Traffic > 2023年3月26日

Tune ouT TokyoありがとうございましたXique-xique、さとるーさん / THE HAPPYmAN CHEAKS, けんーさん BUMP、Womb / Tokyo.

CURSES東京インタビュー

会見者: Fled Tokyo, Tune ouT Tokyo

Tune out Tokyoでは、国際的なDJ、ライブアクト、レーベルのボス、ポストパンク音楽プロデューサーであるCURSESとのパンデミック後初のインタビューをお届けします。

Ombra International レーベルのボスである Curses と Tune out Tokyo の Fled Tokyo へのインタビュー。

ベルリンを拠点とする CURSESは、80 年代のニューウェーヴやイタロ・ディスコのダークな側面、EBM のフラッシュを彼自身の幽霊のようなボーカルとブレンドし、ダンス・フロアにロマンティックなエッジをもたらします。

Curses のデビュー アルバム「Romantic Fiction」は、2018年10 月に Jennifer Cardini の Dischi Autunno にドロップされ、アルバムのギター、ボーカル、エネルギーをデュオとしてステージに持ち込みました。 Circoloco DC-10 のメインルームでのDJであろうと、Nuits Sonoresのようなフェスティバルでのライブ演奏であろうと、Cursesはあらゆる規模のすべてのダンス フロアにパンクとニューウェーヴのエネルギーをもたらします。

Tune ouT Tokyo: ニューヨーク出身でベルリンを拠点に、ライブミュージシャン、DJ、プロデューサー、OMBRA INTERNATIONAL のレーベルのボスとして国際的に活動されていますが、若い頃から音楽へのクリエイティブな旅を始めたきっかけは何ですか?

CURSES: ーすべては両親の影響です。 彼らはいつも家で音楽を流していました。 私の父はいつもオペラとクラシックが好きでした。オペラ座のドン・ジョヴァンニのライブリサイタルで、まだお腹の中にいる私が母親のお腹を激しく蹴っていたようです。彼らは私を「オペラ狂気のオルランド」から名付けようと考えたのです。

あなたは世界中のさまざまなアーティストの作品をリリースしているOMBRA INTERNATIONALレーベルのボスです。 Permanent Vacation、Bordello A Parigi、Oráculo Records、Wrong Era からベルギーの強豪 N.E.W.S. まで、様々です。

様々な国から影響があると思うのですが、ここ日本のアーティスト、音楽、または文化に関しての影響はあったりしますか?

ー実は私は黒澤映画の大ファンです。 映画とヴィジュアル・アートは、音楽において不可欠な役割を果たし、感情とメッセージを伝えるのに役立っていると感じています。 黒澤監督の『用心棒』のような映画では、緊張感、シンプルさ、そして危険と感情の強力な解放という共通点を常に見つけてきました。また、イタリアの映画監督、フェデリコ・フェリーニも同様です。 私は、歌とクラブ・ミュージックで緊張と解放、闇とロマンスを呼び起こそうとしています。 

シンセサイザーから制作用のドラムマシン、再生用の DJ ギアまで、日本のハードウェアは何十年にもわたって業界標準となってきました。

制作過程に日本のギアを取り入れていますか? 最近気に入っているギアは何ですか?

ー80 年代にRoger LInnがAKAIと提携すると、ドラムマシンとサンプラーに関して後戻りはできなくなったと思います。 初めてのサンプラーはAKAIで、今でもCursesのライブバンドはAKAI MPC LIVEを全てのドラムのメインスケルトンとして使っています。 AKAI の他に、KAWAI K-100ドラムマシンの大ファンでもあります。 16 歳のときに 50 を持っていて、20 代前半のときに 100 にアップグレードしました。 時代に左右されない定番のサウンドです。 ベースのスラップのスネアに飽きることがありません。

Andrew Weatherall は東京でもアイコンです。 彼は亡くなる前年の 2019 年 8 月にVENTでプレイしたため、彼の生きた記憶は今でも日本に残っていると思います。 2019年、彼が最後に主催したフランス南部、カルカソンヌで開催されたConvenanza Festivalに出演しましたね。

Guv’Nor の思い出を教えてください。

ー彼は何と絶対的な伝説だったのでしょう。 Weatherall は謙虚でありながら多才で支援的なアーティストでした。 どれほど成功していようと、新進気鋭であろうと、彼は時間をかけてアーティストの音楽を聴きました。

Guv’Nor にはたくさんの思い出がありますが、今でも一番印象に残っているのは、2019 年の Convenanze のステージで「Goth Gene Vincent Sister of Mercy」として紹介されたことだと思います。 それは自信にもなりました。彼を失ったことは私たちにとって損失ですが、私たちの記憶の中で永遠に生き続けています。

2月24 日に再リリースされた Curses & Local Suicideの「It All Sounds The Same」(当初は Tusk Wax から売り切れていたヴァイナルでのリリース) が改良の上、リマスターされ、次のレベルに引き上げられたと思います (デジタルおよびヴァイナルで入手可能)。

今週の金曜日のVENTで、Curses の未発表曲や OMBRA INTERNATIONAL の未発表曲をプレイする予定はありますか?

前回の限定アルバム「Incarnadin (Dischi Autunno) 」も同様にリリースされました。そしてパリのファッション ブランド、Saint Laurent とのいくつかのエクステンデッド・ミックスで、私は初めて DJ を行います (ちょうど今週マスターを入手しました!)。

Curses – INCARNADINE

Dischi Autunno – 2022 – Double Vinyl – SAINT LAURENT

> https://www.ysl.com/en-us/slrd-vinyls/curses-incarnadine-731862YCLSB6570.html

また、年末にリリースされるNEXTWAVEACIDPUNX コンピレーションを現在コンパイルしていることを発表できることをとても嬉しく思います。 今回はエレクトロニックのライブアクトに焦点を当てています。いくつか例を挙げると、Nuovo Testamento、Years Of Denial、Ultra Sunn、Poison Point、Zanias、Neuromancer などのアーティストや、Nitzer Ebb などです。

会見者: Fled Tokyo, Tune ouT Tokyo

翻訳する: Aoi Kurihara

場所: Vent 表参道

世界中で予約: [email protected]

Tune ouT Tokyo、ありがとうCURSES、MUSTACHE-X 、VENT。